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まさに希望! 大怪我から復活した日本人10人。絶望の淵から帰ってきた勇気と努力の男たち

シリーズ:大怪我から復活した日本人 text by 編集部 photo by Getty Images

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横浜F・マリノスに所属する宮市亮は、2022年7月27日に行われたEAFF E-1サッカー選手権の韓国代表戦で、右膝前十字靱帯を断裂する大怪我を負った。同年8月2日には手術が行われ、10ヵ月間もの戦線離脱を強いられたが今年5月に復帰を果たしている。過去に宮市自身がそうだったように、懸命なリハビリを乗り越えて大舞台に帰ってきた選手は数多くいる。今回は、大怪我を乗り越えて復活した10人の日本人選手を紹介する。


石川直宏

FC東京に所属した石川直宏
【写真:Getty Images】

生年月日:1981年5月12日
主な在籍クラブ:横浜F・マリノス、FC東京


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 もし怪我がなければ、石川直宏のキャリアはどう変わっていたのだろうか。そう思わずにいられないほど、怪我との戦いは数多く、そして長かった。

 24歳の時には右膝前十字靭帯損傷及び右膝外側半月板損傷で約11か月にも及ぶリハビリを経験した。好調だった2009年に今度は左膝前十字靭帯を損傷してしまい、あと一歩のところまで迫っていたワールドカップ出場も逃している。さらに14年には腰椎椎間板ヘルニアによって長きに渡りピッチを離れざるを得ず、15年には09年と同じ左膝前十字靭帯損傷を経験。16年には左膝内側半月板損傷を負った。

 数々の苦しみを味わった石川だが、何度も復活し、味の素スタジアムにその雄姿を見せてきた。FC東京には選手として16シーズン在籍し、天皇杯やヤマザキナビスコカップ(現YBCルヴァンカップ)制覇にも貢献している。その姿は多くの人々に影響を与えているに違いない。

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