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1993年に開幕したJリーグでは、これまでに数多くの外国人選手が活躍し、日本サッカー史にその名を刻んできた。では、すでに後半戦に突入した今季のJ1において、最も外国人選手が活躍しているクラブはどこなのか。今回は、1〜9位のランキング形式で紹介する。※成績やデータは5日時点のもの
9位:湘南ベルマーレ
【写真:Getty Images】
チーム成績:18位(2勝6分11敗)
在籍外国人選手:ソン・ボムグン、タリク
今季リーグ戦最多出場選手:ソン・ボムグン(16試合/1440分)
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19節までを消化して最下位に沈む湘南ベルマーレ。序盤は攻撃陣が好調だったが、勝ちきれない試合が続き、4月1日を最後にリーグ戦での勝利がない。
全北現代から加入した韓国代表GKソン・ボムグンは1試合平均のセーブ数はリーグ3位の4.2回を記録しており、ビッグセーブでチームを救っている。湘南はリーグワーストの42失点を喫しているが、ソン・ボムグンでなければもっと失点数は増えていただろう。3シーズンに渡って正GKを務め、保有元のガンバ大阪に復帰した谷晃生に勝るとも劣らないパフォーマンスを見せている。
在籍4シーズン目を迎えたタリクも渋い働きを見せており、前線からのプレスや素早い攻守の切り替えなどではチーム随一のクオリティを見せる。4月に負傷して一時は戦列を離れたが、ここまでリーグ戦では16試合に出場してチームの力になっている。
一方で誤算だったのは元ナイジェリア代表の存在だ。ポルトガルリーグでの経験が長いミケル・アグだが、昨夏の加入直後に負傷して、在籍期間のほとんどをリハビリに費やした。6月の天皇杯で公式戦デビューを果たしたが、同月下旬に退団が発表されている。アグが本職とする守備的MFやセンターバックは湘南のウィークポイントとなっていただけに、戦力として計算できなかったのは痛手だった。