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鎌田大地、ローマとの交渉を加速

　アイントラハト・フランクフルトに所属する日本代表MF鎌田大地は、まもなくミランへ移籍すると考えられていた。しかし、7月に入っても進展なし。そのため、他クラブへの移籍を視野に入れる中、ローマとの交渉を加速させているようだ。イタリアメディア『カルチョメルカート』が報じている。

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　鎌田はフランクフルトと契約延長しないことを決断し、移籍金ゼロで他クラブへ移ることが可能になった。そのため、ボルシア・ドルトムントなど複数のクラブから関心を示され、最終的に来季のUEFAチャンピオンズリーグ（欧州CL）出場権を獲得したミランと合意。しかし、同選手の交渉を主導してきたパオロ・マルディーニ氏などが電撃退任したことで事態が一変し、破談の可能性が急浮上している。

　そんな中、ミラン行き停滞の鎌田はローマやインテル、ユベントスなどと交渉を開始した。同メディアによると、特にローマとの交渉が加速しているという。ローマが獲得を目指していたダヴィデ・フラッテージはインテル移籍濃厚になったため、鎌田に目を向け始めたようだ。そして、ローマは「必要な中盤を確保するため、できるだけ早く合意に達したがっている」とのこと。