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ヴェンゲル、モウリーニョとの衝突について「私は何も言ってない」

text by 編集部 photo by Getty Images

ヴェンゲル、モウリーニョとの衝突について「私は何も言ってない」
アーセン・ヴェンゲル監督【写真:Getty Images】

 現地時間5日、プレミアリーグ第7節チェルシー対アーセナルが行われ、ホームのチェルシーが2-0で勝利。ロンドンダービーを制し、首位をキープした。

 激しいフィジカルコンタクトがひとつの魅力と言えるプレミアリーグだが、この試合ではピッチの上ではなく、サイドライン際でも“激しい闘い”が起きた。

 前半途中、チェルシーDFガリー・ケイヒルがアーセナルのFWアレクシス・サンチェスに対して激しいタックルを見舞う。
 
 これを見たアーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督はテクニカルエリアを飛び出した。さらにチェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督の胸を突き飛ばし、お互いに何かを言い合っていた。この映像は世界中に発信されたことだろう。

「私は絶対に何も言ってない」と、試合後ヴェンゲルは『Sky sports』にコメント。「私は何が起きたかを見ようとしてテクニカルエリアを飛び出した。それだけだ」と述べ、モウリーニョとの口論については否定した。

 エデン・アザールがPKを獲得したシーンについて、モウリーニョ監督はファウルを犯したローラン・コシエルニーは退場となるべきだったと主張。これに対しては「いや、彼はボールに行っていた。故意のファウルだとは思わない」と反論した。

 0-2という結果ついてヴェンゲル監督は資金力の差が試合を分けたと語る。

「アザール、ジエゴ・コスタの二人が違いを見せつけた。結局のところ、彼らには十分な資金力があり、それを効率よく使ったということだろう」

 今季初黒星となったアーセナル。これでトッテナム、ウェストハムに抜かれ8位まで順位を落とした。次節(18日)は代表戦明け、ホームでハル・シティを迎え撃つ。

【了】

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