5日に行われたチェルシーとアーセナルのロンドンダービーは2-0でホームのチェルシーが勝利した。アザールのPKで前半に先制したチェルシーは、78分にジエゴ・コスタの追加点で試合を決めた。
この試合では、アーセン・ヴェンゲル、ジョゼ・モウリーニョの両監督の衝突も話題になっている。
事の発端はチェルシーDFガリー・ケイヒルがアーセナルのFWアレクシス・サンチェスに強烈なタックルを見舞ったことから。ヴェンゲルはこのシーンでテクニカルエリアを飛び出した。
これについてモウリーニョは試合後、『Sky Sports』に対し「彼は自分のテクニカルエリアから出て、私の方に来た。そして審判には私の選手(ケイヒル)を退場させるよう迫ったんだ」とヴェンゲルの行動について説明。
「だから私は言ったんだ。私のテクニカルエリアから出て行ってくれ、そしてもう戻ってこないでくれ、とね」
モウリーニョは、むしろアーセナルに退場者が出るべきだったと主張した。
「(PKを与えた)コシエルニーにはレッドカード、前半チェンバースには二枚のイエローがあった。そしてウェルベックは明らかに退場だ」
度々、話題に挙がるヴェンゲルとモウリーニョの対立だが、肝心の試合ではモウリーニョが圧倒的な強さを見せる。この試合の勝利で対ヴェンゲルは通算12試合で7勝5分け。ただの一度も敗れていない。
「難しいゲームだった」
最後にそう残したモウリーニョだったが、負けなしで2位に5ポイントの差をつけた。ニ年目を迎えたモウリーニョのチームは圧倒的な強さで首位をひた走っている。
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