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鎌田大地、ミラン移籍の可能性が急激に後退
アイントラハト・フランクフルトに所属する日本代表MF鎌田大地は、まもなくミランへ移籍すると考えられていた。しかし、現在は保留状態となっており、ビジャレアルに所属するナイジェリア代表MFサムエル・チュクウェゼの交渉を優先しているようだ。イタリアメディア『フットボールイタリア』が報じている。
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鎌田はフランクフルトと契約延長しないことを決断した後、来季のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)出場権を獲得したミランと合意。そのまま順調に契約締結まで行くと思われたが、同選手の交渉を主導してきたマルディーニ氏などが電撃退任するという予想外の事態が発生した。その後、今月末までにメディカルチェックを行うとの噂から進展はなく、現在は待機の状態にある。
そして、先に進展があったのはチェルシーのイングランド代表MFルーベン・ロフタス=チークの方だった。すでにメディカルチェックを終え、移籍発表まで秒読み段階にある。EU圏外枠の1つが埋まることは決定的で、残り1つの枠を巡って、鎌田はチュクウェゼなどと争うことになる。
同メディアによると、残り1つの枠はチュクウェゼに与えられる可能性があるという。チュクウェゼの交渉を優先し、鎌田は交渉が失敗した場合の補欠要員となっているようだ。同メディアは「マルディーニとフレデリック・マサラがとったアプローチから完全に方針を変えた。フリーエージェントの鎌田との契約はマルディーニによって合意に達し、契約を待つばかりだったが、トップの変革によりその契約は凍結された」と伝えている。移籍金ゼロで獲得できる鎌田は、ローマなど他のクラブも狙っており、事態が急変する可能性もありそうだ。
【了】