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明治安田生命J1リーグは前半戦が終わり、24日から後半戦がスタートする。当初の期待以上の成績を残すチームもあれば、予想以上に苦戦しているチームもある。今回は、各チームの前半戦の戦いを総括し、通信簿としてA~Eの5段階で評価してランキング形式で紹介する。※データは6月22日時点
1位:ヴィッセル神戸
前半戦評価:A
監督:吉田孝行
前半戦成績:3位(勝ち点33/10勝3分3敗)
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ヴィッセル神戸の躍進は今季最大のサプライズといえるだろう。昨季の前半戦でダントツの最下位に沈んでいたチームはまるで別のチームになったかのように勝利を重ねている。1試合未消化ということもあって3位に順位を落としたものの、首位の横浜F・マリノスとの勝ち点3は3ポイントなので、その差はあってないようなものだ。
前半戦ラスト2試合で計4失点を喫したが、13失点はリーグで2番目に少ない。武藤嘉紀らによる献身的なプレス、齊藤未月らボール奪取力に優れた中盤の奮闘、そして本多勇喜らの統率された最終ラインの活躍と、チーム全体がうまく機能することによって鉄壁のディフェンスが成立している。
菊池流帆が3月に左膝前十字靱帯を損傷し、6月には山川哲史が右第5中足骨の骨折で離脱。苦しい台所事情の中でこの成績は素晴らしい。そして、強固な守備から縦に速い攻撃へ。武藤と大迫勇也、そして汰木康也の3トップは強力で、3人で20得点14アシストを記録している。負傷者を出しながらも優勝争いに加わったチーム力は最高評価に相応しく、最優秀チームに挙げたい。
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