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【クラブ別通信簿】J1リーグ前半戦評価ランキング【セレッソ大阪】元日本代表MFの帰還で復調!垣間見えた進歩とは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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 明治安田生命J1リーグは前半戦が終わり、24日から後半戦がスタートする。当初の期待以上の成績を残すチームもあれば、予想以上に苦戦しているチームもある。今回は、各チームの前半戦の戦いを総括し、通信簿としてA~Eの5段階で評価してランキング形式で紹介する。※データは6月22日時点


8位:セレッソ大阪


【写真:Getty Images】

前半戦評価:B
監督:小菊昭雄
前半戦成績:6位(勝ち点29/9勝2分6敗)


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 昨季は5位と躍進し、YBCルヴァンカップでも決勝に進んだセレッソ大阪だったが、今季は序盤につまずいた。開幕から3試合は勝利がなく、下位に沈む危険もあったが、香川真司が復帰後初先発となった第4節以降は勝ち点を伸ばしている。

 香川はあらゆるエリアに顔を出してパスをさばき、ボールポゼッションに安定感を生み出すだけでなく、守備の局面でも的確なポジショニングで味方と連動して貢献している。コンディションもよく、34歳となった今もその技術や戦術眼は十分にJリーグで輝きを放っている。香川が基準となったことで、チームとしての機能性も格段に向上した。

 戦い方の幅は昨季に比べて広がっているように見える。序盤戦では失点がかさんだが、昨季のような守備の安定感も戻ってきている。試合終盤の失点も減っており、ヴィッセル神戸戦では試合終了間際に途中出場の北野颯太が決勝点を奪った。順位は昨季とほぼ変わらないが、進歩が見える前半戦だった。

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【了】

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