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明治安田生命J1リーグは前半戦が終わり、24日から後半戦がスタートする。当初の期待以上の成績を残すチームもあれば、予想以上に苦戦しているチームもある。今回は、各チームの前半戦の戦いを総括し、通信簿としてA~Eの5段階で評価してランキング形式で紹介する。※データは6月22日時点
11位:アルビレックス新潟
前半戦評価:C
監督:松橋力蔵
前半戦成績:13位(勝ち点17/4勝5分8敗)
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6年ぶりにJ1へ戻ってきたアルビレックス新潟は、2勝2分と好スタートを切ったものの、結果的に勝ち点17の13位という成績で前半戦を終えている。13位という順位はまずまずだが、降格圏との勝ち点差はわずか5で一切の油断を許さない状態だ。
昨季、9得点11アシストを記録して新潟をJ1昇格に導いた伊藤涼太郎は、今季も7得点4アシストと圧倒的な成績を残した。しかし、チームは17試合で19得点で、J2で見せていたような破壊力は影をひそめる。小見洋太や三戸舜介は可能性を感じさせるプレーを見せ、高木善朗も復帰したが、伊藤が抜ける後半戦は正念場となるだろう。
最大の問題は28失点したディフェンス面にある。小島亨介のビッグセーブで救われたシーンは多かったが、J1で生き残るためにはチーム全体としてレベルアップが必要だ。空中戦では分が悪く、前半戦の空中戦勝率は45.2%と低く、セットプレーやクロスからの失点が多い。
フィニッシュは伊藤に依存しており、ディフェンスは小島に助けられた前半戦だった。J1でも相手のプレッシャーを怖がらずにビルドアップで前進して主導権を握るスタイルは貫いている。ただ、直近の湘南ベルマーレや京都サンガF.C.には高い位置からのプレスに苦しんだり、ボールを持たされてうまく前進できない場面も多かった。前半戦ラスト3試合でガンバ大阪、湘南、京都に勝利できなかったことは、残留に響く可能性も否定できない。
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