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明治安田生命J1リーグは前半戦が終わり、24日から後半戦がスタートする。当初の期待以上の成績を残すチームもあれば、予想以上に苦戦しているチームもある。今回は、各チームの前半戦の戦いを総括し、通信簿としてA~Eの5段階で評価してランキング形式で紹介する。※データは6月22日時点
12位:川崎フロンターレ
前半戦評価:D
監督:鬼木達
前半戦成績:9位(勝ち点24/7勝3分6敗)
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2017年から指揮を執る鬼木達監督の下、川崎フロンターレは6年間で4度のリーグ制覇を達成している。優勝を逃した2シーズンはいずれも4位以内だったが、今季は中位に沈む。育成と結果の両立を求められる難しいシーズンとなっている。
開幕から9試合で2勝しかできず、そこにかつての強さの面影はなかった。谷口彰悟が抜け、ジェジエウも負傷離脱。核の抜けた最終ラインは脆弱で、前線もレアンドロ・ダミアンの不調に加えてマルシーニョが度重なるハムストリングの負傷で離脱するなど、苦しい台所事情が続いた。
それでも、第10節以降は5勝2敗と復調傾向にある。ジョアン・シミッチのアンカー起用がはまり、瀬古樹が中盤のポジション争いを激しくしている。2つのゴールがともに勝利につながった小林悠の負傷離脱は痛手だが、最終ラインでは高井幸大がブレイクの兆しを見せる。試行錯誤は今後も続くだろうが、後半戦に向けて現有戦力の中での最適解は徐々に見えつつある。どん底付近まで落ちた序盤戦から、やや希望が差し込み始めた中盤戦を経て、川崎はどのように浮上していくのだろうか。
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