海外日本人選手 最新ニュース
ヨーロッパの2022/23シーズンが幕を閉じた。今季も多くの日本人選手が欧州を舞台にプレーしたが、その中で最も印象的なパフォーマンスをみせたのは誰なのか。今回は、欧州クラブに所属する日本人選手の活躍度をランキング形式で紹介する。(成績は『transfermarkt』を参照)
10位:菅原由勢
生年月日:2000年6月28日
所属クラブ:AZ(オランダ)
22/23リーグ戦成績:31試合3得点8アシスト
【今シーズンの欧州サッカーは「DAZN for docomo」で!
いつでもどこでも簡単視聴】
名古屋グランパスでプロデビューした菅原由勢は、10代でオランダのAZに移籍。東京五輪(東京オリンピック)メンバーから落選した悔しさなどを乗り越えながら順調に成長し、いまや不動のレギュラーとなった。今夏には、AZからのステップアップが噂されている。
名古屋に在籍していた当時から攻撃性能の高さには定評があったが、オランダではその特長にさらに磨きがかかった。積極的なオーバーラップとインナーラップによる仕掛けや、精度の良いクロスで前線に厚みをもたらしている。事実、今季リーグ戦でマークしたゴール数、そしてアシスト数は、ともにキャリアハイの数字。アシスト数「8」に関してはDFの選手としてリーグ2位の成績である。
菅原は6月シリーズに臨む日本代表メンバーに選出され、エルサルバドル代表戦、ペルー代表戦ともにハイパフォーマンスを披露。所属クラブでの成長ぶりをこれでもかと見せつけると同時に、酒井宏樹の後を継ぐ新たな右サイドバックのレギュラーにまた一歩近づいた。今後のさらなる成長にますます期待だ。