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久保建英との“初共演”を振り返る中村敬斗
サッカー日本代表は15日、キリンチャレンジカップ2023でエルサルバドル代表と対戦し、6-0で勝利を収めた。オーストリアのLASKリンツで14得点をマークする飛躍のシーズンを送った中村敬斗は、ハーフタイム明けから途中出場を果たし、60分に代表初ゴールを挙げている。
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中村は同じ左ウイングの三笘薫に代わって後半から投入された。3月の初出場時は数分のみのプレーとなっていた中村は、「プレー時間的に、ほぼデビューみたいな感じだったので、最初の方は少し固かった。ちょっとずつ慣れてきて、自チームのプレーとは感覚が違ったが、全体的に良かったのではないかと思う」と、日本代表としてプレーした45分間を振り返った。
記念すべき代表初ゴールについては、「本当に久保(建英)選手に感謝したい。決めてくれというパスで、本当に決めるだけだった」とアシストした久保に感謝しつつ「素直に嬉しい」と喜んだ。
久保とは世代別の代表で一緒にプレーしてきた過去もあり「良いパスをくれたので嬉しい。長く一緒にやってきて、そこに走れば彼が出してくれるのもわかっていた。信じて走ってよかった」と語るように、感覚が合っていたようだ。デビュー戦となったウルグアイ代表戦を久保は欠場しており、今回が代表での初共演となった。久保がベンチに下がるまでの約20分間、両者は息の合ったコンビネーションを見せている。
比較的余裕のある試合展開という要素もあるが、激戦区である2列目の競争に名乗りを挙げる。森保監督の起用に結果で応えた中村は、「どんな形であれゴールを取れたのは大きな意味がある」と満足感を口にした。
(取材:元川悦子、文:編集部)