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アジア最高額の国はどこだ! サッカー代表チーム市場価値ランキング1~10位。日本代表は何位?

シリーズ:市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

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2022/23シーズンも終了し、各国の代表チームが6月の公式戦や親善試合に向けて動き始めている。今回は、データサイト『transfermarkt』が算出したアジアの代表チームの市場価値ランキングを紹介する。※市場価値は6月13日時点。価格が並んだ場合の順位はサイトに準拠。代表チームは最新のもの。


10位:ヨルダン代表

【写真:Getty Images】

監督:アドナン・ハマド
FIFAランキング:84位
総市場価値:1055万ユーロ(約14.7億円)
最高額選手:ムーサ・アル=ターマリ


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 10位にはヨルダン代表がランクインした。ワールドカップ出場こそないが、アジアカップでは直近3大会のうち2度、ベスト16に進出するなど着実に力をつけているチームだ。

 アドナン・ハマド監督は、2009年から2013年にかけてもヨルダン代表の監督を務めており、2021年に再任を果たした。第2次政権では18試合で12勝6敗と大きく勝ち越している。

そんなヨルダン代表で最も市場価値が高いのがムーサ・アル=ターマリである。現ヨルダン代表では唯一の100万ユーロ(約1.4億円)越えの選手で、その市場価値は250万ユーロ(約3.5億円)となっている。

アル=ターマリは左利きの右WGで、2018/19シーズンにはキプロスリーグの最優秀選手賞を獲得。そこから3シーズンをベルギーのルーヴェンで過ごし、来季からはフランスのモンペリエに移籍することが確定している。ヨルダン人史上初めてリーグ・アンのクラブと契約した選手となった。

チームの総市場価値のおよそ4分の1を彼一人で占めており、それに次ぐのがヤザン・アル=ナイマトの60万ユーロ(約8000万円)と1位と2位以下の差が激しい。それでも伸びしろは十分にあり、アル=ターマリがリーグ・アンで活躍することができればヨルダン人選手に注目が集まる可能性もある。数年後はさらに上位にランクインしているかもしれない。

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