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鈴木彩艶、浦和レッズでの成長
10日にU-22イングランド代表、14日にU-22オランダ代表との対戦を控えるサッカーU-22日本代表は、欧州遠征を行っている。遠征に参加しているGK鈴木彩艶は、現地時間8日のオンライン会見で、所属する浦和レッズでの成長とU-22日本代表での意気込みを話している。
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AFCチャンピオンズリーグ決勝でのプレーに代表されるように、今季の浦和では西川周作が素晴らしい活躍を見せている。一方で鈴木が公式戦で出場したのは、YBCルヴァンカップの4試合のみ。U-22日本代表にはコンスタントに招集されており、先発起用された3月のU-22ドイツ代表戦を鈴木は振り返る。
「結果として引き分け(2-2)に終わったんですけど、自分の特徴を出しながら、自分の武器は負けていないなと感じた部分もありました。ビルドアップの部分でも長短のパスを使ってチャンスを作れるようになってきたので、全体を通して安定感が出てきているのかなと思う」
GKというポジションは1つしかないため、正GKが活躍していれば、他のGKに回ってくるチャンスはほとんどない。ただ、その中でも浦和では日々レベルアップに励んでおり、その結果が3月のU-22ドイツ代表戦や、ルヴァン杯にも表れている。
「ゴール前のスペースをどのように守るのか、レッズのGKとして理解できている。レッズのGKは誰が出てもクロス対応の部分では他のGKより特徴を出せる」
鈴木は浦和での成長に自信を感じているようだ。代表でのプレーについては「ゴール前の部分ではやることは(浦和と)変わらないと思っている。逆サイドを絞らせる部分だったり、最後のマークに付かせるところだったり、ゴールに近くなればなるほどチームと代表でやっていることは変わらない」
次なる目標は約1年後に控えるパリ五輪だ。この年代では数少ない、前回大会(東京五輪)を経験している立場として、鈴木はパリ五輪に向けて照準を合わせて準備していく。
「(東京五輪は)選手として本当に楽しい舞台だったし、試合に出られない悔しさ、メダルをとれなかった悔しさもある。先輩たちから次は頼んだぞと言われたので、次は結果を出したい」
(取材・文:編集部)
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