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残念すぎる…。リバプール、今季期待外れだった選手5人。劣化した大黒柱に大金積まれたFWも

シリーズ:期待外れだった選手5人 text by 編集部 photo by Getty Images

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ユルゲン・クロップ体制2年目の2016/17シーズンより6シーズン連続でチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得していたリバプールだが、今季は序盤戦の取りこぼしが響き、ヨーロッパリーグ(EL)出場圏内の5位に終わった。今回は、主力選手として活躍が望まれながらも、期待外れに終わった5人の選手を紹介する(データはプレミアリーグの成績。『Sofa Score』を参照)。


FW:ダルウィン・ヌニェス

【写真:Getty Images】

生年月日:1999年6月24日
今季リーグ成績:29試合9得点3アシスト


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 ダルウィン・ヌニェスは昨夏に7500万ユーロ+出来高2500万ユーロの最大1億ユーロ(約140億円)の移籍金でリバプールに加入した。出来高のボーナスが1000万ユーロ(約14億円)ほど支払われれば、クラブ史上最高額の移籍金となる破格の金額での獲得だった。

 ヌニェスには昨夏に退団したサディオ・マネや今季開幕時点でシーズン終了後の退団が決定的だったロベルト・フィルミーノらの後釜として期待をされていた。ところが開幕から決定機を逃す場面が目立ち、SNS上に「ゴール集」ではなく「シュートミス集」がアップされる始末。コーディ・ガクポが冬に加入してからは左WGにポジションを移して持ち味のスピードを生かす場面もあったが、一桁得点の選手ではダントツの決定機逸20回というスタッツを記録した。

 シーズン後半にルイス・ディアスとディオゴ・ジョタが復帰をしてからはベンチスタートとなる機会が増えた。その理由の一つは「英語」が話せないことだそうだ。4月の会見でユルゲン・クロップ監督は「ヌニェスは英語を覚えないと。トレーニングのときに全てを通訳することは無理だ。英語を学ぶことは、彼の大きな助けになる」と発言。本人も昨年11月に受けたブラジル『TNT Sports』の取材で「正直言って、クロップ監督がレクチャーで話していることが一つもわからない」と、言語面で適応に苦戦していることを明かしていた。英語が話せることになったからといってスタメンが確約されるわけではないが、理解できて話せるに越したことはない。

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