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バルセロナの偉大なレジェンドが日本で再会！

　圧倒的な強さで今季のラ・リーガを制覇したバルセロナが来日し、6日に国立競技場でヴィッセル神戸とのフレンドリーマッチに臨んだ。雨が降る中で行われたこの試合の後、スペイン王者を率いるシャビ・エルナンデス監督が会見でコメントを残している。

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　リーグ最終節を終えてすぐに日本に飛び、到着して間もなくゲームに臨むなどコンディション面に不安があったバルセロナだが、それでも流石の強さを示した。立ち上がりからボールを支配すると、16分にフランク・ケシエのゴールで先制。その3分後にはエリック・ガルシアにも得点が生まれ、あっという間にリードを広げた。後半はゴールネットが揺れなかったが、神戸に1点も与えず2-0の完勝を収めた。

　試合後シャビ監督は「すごく良い日になった。いつも日本に来ると人々は親切に扱ってくれる。今回は（アンドレス・）イニエスタの試合になったが、サッカー界によく知られるレジェンドだと思う。そうした選手と試合を出来たことを心から嬉しく思う」とコメント。続けて「チームとしても様々な若手を試すことが出来たので、良い機会になった」と満足感を示した。

　またシャビ監督は、この試合で先発し39歳とは思えぬプレーでスタジアムを盛り上げた盟友イニエスタについて「イニエスタはベテランになったが、試合中に見せていたクオリティーは目を見張るものがあった。私にとって彼は常に素晴らしいプレーヤーの1人で、スペイン、バルセロナのサッカーに対しても素晴らしいものをもたらした1人だと思う」と称賛の言葉を残した。

　バルセロナとスペイン代表の黄金期を支えたイニエスタとシャビ。彼らがハグを交わした瞬間には国立競技場が大きく沸くなど、偉大なるレジェンドの再会は多くのサッカーファンにとって特別なシーンとなった。

（取材・文：編集部）

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