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明治安田生命J1リーグの2023シーズンはまもなく前半戦を終えようとしている。今季、素晴らしいパフォーマンスを見せている選手を選ぶべく、データサイト『Sofascore』の平均採点(10点満点)をもとに、ベストイレブンを選出した。(情報は6月5日時点。8試合以上に出場している選手が対象)
GK:パク・イルギュ(朴一圭)
所属クラブ:サガン鳥栖
生年月日:1989年12月22日
2023リーグ戦成績:16試合20失点
2023平均採点:7.33(全体6位)
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パク・イルギュはJFLや関東1部リーグを経験した苦労人だ。2018年にはFC琉球をJ3優勝、翌年は横浜F・マリノスをJ1優勝に導き、2020年秋からはサガン鳥栖に正GKとして活躍。昨年秋には日本国籍を取得し、今季からは鳥栖の永久欠番を逆さにした「71」を背負う。
そうそうたる顔ぶれが並ぶJ1のGK陣の中でも、パクは素晴らしい成績を残している。セーブ数63はリーグダントツの数字で、幾度となくチームのピンチを救っている。ペナルティーエリア内のセーブ数もトップの40回と、至近距離からのセービング技術の高さを表している。これが180cmと小柄にもかかわらず、J1の舞台で活躍し続ける理由の1つだろう。
足元の技術の高さも、鳥栖というチームに欠かせない要素となっている。パス成功率はフィールドプレーヤー顔負けの78.41%。ディフェンスライン裏のカバーリングにも長けており、ランアウト(ペナルティーエリア外のボール回収)成功数もリーグ3位の12回を記録している。