海外日本人選手 最新ニュース
海外では、様々な特徴を持つ日本人選手が活躍している。サッカーという競技の特性上、彼らの能力を数値化するのは極めて困難であることを承知の上で、フットボールチャンネルでは今季のスタッツを中心に様々なデータを集計し、5項目の能力に分類して数値化してランキングで紹介する。(成績は6月1日時点で『transfermarkt』を参照)
12位:菅原由勢
生年月日:2000年6月28日
所属クラブ:AZアルクマール(オランダ)
22/23リーグ戦成績:31試合3得点8アシスト
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2019年からオランダでプレーしている菅原由勢は、今季充実したシーズンを送った。リーグ戦3得点8アシストはともにキャリアハイとなる記録で、アシストはチームトップに並ぶ数字となっている。日本代表では3月の活動で2試合連続先発起用され、6月の招集リストにも名を連ねるなど、長らく右サイドバックを務めてきた酒井宏樹に代わり、そのポジションで地位を確立しようとしている。
得点に関わる数字からも分かるように、菅原は攻撃的なサイドバックだ。78という「フィジカル」の数値にも表れているスピードを生かしてオーバーラップし、そこから精度の高い右足のクロスを繰り出す。特に相手のGKとDFラインの隙間を通す鋭いグラウンダーのクロスは魅力的だ。時にウイングで起用される試合もあるが、菅原は器用にこなしてゴールも奪っている。
守備では対人の強さに定評があり、スライディングタックルで相手からボールを刈り取る能力が優れている。1試合当たりの地上戦におけるデュエルの勝利数2.2回は、チームのDFの中で2番目に多い。(データサイト『Sofa Score』を参照)
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