海外日本人選手 最新ニュース
海外では、様々な特徴を持つ日本人選手が活躍している。サッカーという競技の特性上、彼らの能力を数値化するのは極めて困難であることを承知の上で、フットボールチャンネルでは今季のスタッツを中心に様々なデータを集計し、5項目の能力に分類して数値化してランキングで紹介する。(成績は6月1日時点で『transfermarkt』を参照)
15位:相馬勇紀
生年月日:1997年2月25日
所属クラブ:カーザ・ピア(ポルトガル)
22/23リーグ戦成績:18試合2得点1アシスト
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名古屋グランパスに在籍している相馬勇紀は現在、ポルトガル1部のカーザ・ピアにレンタル移籍で所属している。移籍先では目立った数字を残している訳ではないものの、レギュラーの地位を確立しており、完全移籍の噂も出ているようだ。
3月と今回の6月の代表メンバーには選出されていない相馬だが、昨年のカタールワールドカップで数少ない国内組として日本代表に選ばれている。森保一監督が大舞台に彼を連れて行った理由の1つは、彼の持つスピードやドリブルの推進力といった部分だろう。加速力に優れた圧倒的な速さと、身長170cmに満たない小さな体格ながら簡単に当たり負けしない強さもあり、「フィジカル」の値は78と高評価だ。
周囲の状況を把握して味方を活かすようなタイプではないこともあり、「IQ」の値は上位15人の中で最低の数字となっている。ただ、プレースキッカーを任されることもあるキックの質や、サイドからのスピードを生かしたタッチの細かいドリブルも魅力で、「攻撃」と「スキル」の数字に反映されている。スタミナもありハードワークを惜しまないため、FWにしては「守備」の値も高い。