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最強の海外日本人選手は誰だ!? 能力値ランキング1〜10位。久保建英ら好調な男たちの順位は?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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海外では、様々な特徴を持つ日本人選手が活躍している。サッカーという競技の特性上、彼らの能力を数値化するのは極めて困難であることを承知の上で、フットボールチャンネルでは今季のスタッツを中心に様々なデータを集計し、5項目の能力に分類して数値化してランキングで紹介する。(成績は30日時点で『transfermarkt』を参照)


10位:伊藤洋輝

最強の海外日本人選手は誰だ!? 能力値ランキング10位:伊藤洋輝
【写真:Getty Images】

生年月日:1999年5月12日
所属クラブ:シュトゥットガルト(ドイツ)
22/23リーグ戦成績:30試合1得点1アシスト


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 22歳でシュトゥットガルトに加入した伊藤洋輝は、当初リザーブチームでプレーする予定だったが、トップチームに抜擢され瞬く間に不動の存在となった。その活躍が認められ昨年6月に日本代表デビューを果たすと、約半年後のカタールワールドカップにも出場。今年3月、そして6月シリーズでも森保ジャパンに名を連ねるなど、近年印象的な成長を果たしている選手の1人だ。

 ジュビロ磐田時代に中盤でプレーした経験もあり、伊藤はオン・ザ・ボールで存在感を示すことができる選手。左足から放つロングフィードやパスの精度は非凡で、最終ラインからビルドアップをサポートすることを苦にしていない。今季ブンデスリーガでのロングボール成功数は1試合あたり6.1回で、パス成功数は同54.7回。いずれもチームトップの成績だ。そのため「スキル」はDFの選手としては比較的高い「69」という数値が出ている。(データサイト『Sofa Score』を参照)。

 186cm・体重78kgの巨体ながら水準以上のスピードを持っているのも特徴で、素早く的確なカバーリングでピンチの芽を摘み取ることも珍しくない。一方、ドイツの地で揉まれているとはいえ、まだまだ地上、空中問わずデュエルで圧倒できるタイプではないため、「フィジカル」と「守備力」は本職センターバックの選手としてはやや低めの「79」に落ち着いた。

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