バルセロナのFWリオネル・メッシは、バルセロナ地方ガバの裁判官によって訴願が却下され、計3つの脱税容疑で告発された。裁判官は、経済管理役であり代理人でもある父親ホルヘ・オラシオ・メッシ氏の脱税計画をメッシ自身も知っていた可能性を指摘した。スペイン「エフェ」紙が伝えている。
2013年6月、メッシは父親と共に2007年から2009年までの3年間にわたって410万ユーロ(約5億6千20万円)の所得税を脱税したとして、税務当局に告発されていた。メッシは課税回避の目的で、肖像権収入を租税回避地(タックス・ヘイブン)の企業に譲渡したように見せかけ、不正な納税申告をしたことになっていた。
7月に既に検察側からメッシの実父のみを審理対象とする要求は棄却されていた。今回はメッシ自身が行った訴願だが、それも却下された。
裁判官はメッシの証人としてアルフォンソ・ネボト氏と弁護士のアンヘル・スアレス氏、そしてバルサ幹部ラウール・サンジェイ氏の証言も却下した。裁判官は彼等の証言は事件に関連しないと見た。
検察曰く、メッシ自身の脱税に関しての痕跡はないため訴願を試みていた。しかし、裁判官はメッシが経済管理については何も存じ上げてないという意見は主観的な意見だと供述した。
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