海外日本人選手 最新ニュース
100億円を超える移籍金(契約解除金)も珍しくなくなった今日のサッカー界で、移籍金の高い歴代日本人選手は誰なのか。今回フットボールチャンネル編集部は、データサイト『transfermarkt』が算出した日本人の移籍金ランキングの最新版を紹介する。※価格が並んだ場合の順位はサイトに準拠
15位:冨安健洋(とみやす・たけひろ)
生年月日:1998年11月5日
移籍先:シント=トロイデン→ボローニャ
移籍日:2019年7月9日
移籍金:700万ユーロ(約9.8億円)
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アビスパ福岡の下部組織で育ち、高校卒業前の2016年2月にトップチームに昇格。トップチーム在籍1年目には弱冠19歳でチームの最終ラインを統率し、公式戦39試合出場と躍動した。そのパフォーマンスと将来性が高く評価され、2018年1月には数多くの日本人選手が在籍したシント・トロイデンに引き抜かれた。
その冨安は海外初挑戦にも関わらず、同クラブで安定したパフォーマンスを発揮。18/19シーズンにはリーグ戦27試合全てにフル出場し、ファンによるクラブ年間最優秀選手に選出されるなど、新天地でも自身の評価を更に伸ばした。そして、加入から1年後にはセリエAのボローニャに加入。移籍金700万ユーロ(約9.8億円)という数字はシント=トロイデン史上最高売却値となっている。
守備のレベルが世界最高峰とされるセリエAでも冨安はフィジカルを活かした高い守備能力を見せ、加入後すぐにポジションを確保。ボローニャ在籍中には複数の負傷に悩まされたものの、在籍2年間で公式戦64試合3得点3アシストと素晴らしい成績を残し、アジアを代表する最高のDFの1人へと成長した。