Jリーグ 最新ニュース
明治安田生命Jリーグには、様々な特徴を持つ選手が活躍している。サッカーという競技の特性上、彼らの能力を数値化するのは極めて困難であることを承知の上で、フットボールチャンネルでは今季のスタッツを中心に様々なデータを集計し、5項目の能力に分類して数値化してランキングで紹介する。(5月1日時点でリーグ戦の出場時間が450分以上の選手が対象。データは21日時点)
10位:佐々木翔
所属クラブ:サンフレッチェ広島
生年月日:1989年10月2日
今季リーグ戦成績:13試合0得点0アシスト
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ヴァンフォーレ甲府でプロデビューした佐々木翔は、2015年にサンフレッチェ広島に加入し、現在に至るまで紫のユニフォームを着続けているベテランだ。2020年からはキャプテンを任されており、塩谷司や荒木隼人と共に形成する広島自慢の3バックを支えている。昨季はYBCルヴァンカップ制覇に貢献し、改めてその存在感を示した。
佐々木の身長は177cmと、センターバックとしては小柄な部類に入るだろう。しかし、それを感じさせないほど強靭な「フィジカル」を備えた選手であり、大柄な選手とマッチアップしても空中戦で全く引けを取らず、前を向かせない粘り強い寄せやボール奪取も光る。経験から成るのか、自陣ペナルティーエリアでの対応を誤ることも少ないなど、安定感はJリーグ屈指だ。
ベテラン選手ではあるが、現代のトレンドに遅れていない。ボールを持った際に体の向きだけで相手のプレスをいなすプレーや、視野の良さを生かした1つ飛ばしのパスでチャンスを作るプレーが目立っており、ビルドアップの貢献度が高い。また、今季公式戦ですでに3得点を奪っているなど得点力も高いため、すべての項目で水準以上の数値を記録。堂々のトップ10入りとなった。