Jリーグ 最新ニュース
明治安田生命Jリーグには、様々な特徴を持つ選手が活躍している。サッカーという競技の特性上、彼らの能力を数値化するのは極めて困難であることを承知の上で、フットボールチャンネルでは今季のスタッツを中心に様々なデータを集計し、5項目の能力に分類して数値化してランキングで紹介する。(5月1日時点でリーグ戦の出場時間が450分以上の選手が対象。データは18日時点)
10位:ソン・ボムグン
所属クラブ:湘南ベルマーレ
生年月日:1997年10月15日
今季リーグ戦成績:10試合19失点
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東京五輪では正GKを務め、全北現代ではAFCチャンピオンズリーグも経験したソン・ボムグンは、今季から活躍の場をJリーグに移した。ガンバ大阪に復帰した谷晃生の穴埋め役として、湘南ベルマーレのゴールマウスを守っている。
196cmという恵まれた体格を存分に活かしたプレーが持ち味だ。言わずもがな「ハイボール」の処理には安定感があり、ビッグセーブを連発する。距離があるところからのシュートを決めることはほぼ不可能で、ペナルティーエリア外からのセーブ率は94.4%を記録している。
ただ、Jリーグではまだソン・ボムグンのポテンシャルを100%発揮できていないかもしれない。本来はキックの技術に長けたGKだが、湘南ではより確実な選択肢を取る傾向がある。安全に蹴りだす場面も多く、「スキル」はやや低めとなった。味方との連係が成熟して判断に迷いがなくなってくれば、キム・ジンヒョンら歴代の韓国人GKに肩を並べる存在になるだろう。