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バルセロナの審判買収疑惑、UEFAと取引?
欧州サッカー連盟(UEFA)は3月23日以降、バルセロナの審判買収疑惑に関する調査を続けている。有罪なら、チャンピオンズリーグ(欧州CL)除外など重い処分が下る可能性はあるが、欧州スーパーリーグ構想を放棄することで、UEFA主催大会に出場できるかもしれない。スペインメディア『オーケーディアリオ』が報じている。
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バルセロナは2001年から2018年にかけて、当時スペインの審判技術委員会(CTA)の副会長を務めていたホセ・マリア・エンリケス・ネグレイラ氏に対し、同氏が所有する会社に700万ユーロ(約9億9000万円)以上を支払ったとされ、審判買収疑惑が浮上した。スペインの刑事裁判所が下す判決によっては、UEFA主催大会から追放される事態となる。
しかし、同メディアによれば、その重い処分から逃れる術があるようだ。それはレアル・マドリードやユベントスなどと共に構想を掲げている欧州スーパーリーグ構想を放棄するという協定を結び、それを交換条件に、UEFA主催大会に出場できる状態を維持するというものだ。
同メディアのエドゥアルド・インダ氏は「ラポルタに近い人物と話したところ、彼は私がここで説明したようなことを言った。それは、バルセロナが欧州スーパーリーグ構想の永続性をUEFAのフックとして利用し、欧州スーパーリーグ構想を放棄する代わりに、CLで1年間の出場停止を受けないという取引をしようとしているということだ。最初の情報源はUEFAだが、クラブの誰かは、私が頼まなくてもこのことを教えてくれた」と伝えている。
すでに裏では交渉が始まっているとされ、4月にバルセロナの会長を務めるジョアン・ラポルタ氏と、UEFAの会長を務めるアレクサンデル・チェフェリン氏が会談したことが、その証拠だと挙げられている。最終的にはUEFAとバルセロナは良好な関係で終わり、欧州スーパーリーグ構想は置き去りにされる可能性があると、同メディアは報じた。
【了】