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鎌田大地、フランスへ行く可能性も？

　アイントラハト・フランクフルトに所属する日本代表MF鎌田大地に対し、複数のクラブが関心を示している。その中でも、特にミランとの交渉が進んでおり、合意したとの情報も流れた。しかし、リーグアンのオリンピック・マルセイユも同選手の獲得を狙っていると、フランスメディア『フットシュール7』が報じている。

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　鎌田は今季公式戦44試合に出場し15得点6アシストを記録している。現地時間13日に行われたブンデスリーガ第32節のマインツ戦では、リーグ戦で昨年10月以来となるゴールを決めていた。フランクフルトと契約延長しないことを決断したことで、夏に移籍することが確定し、同選手に対する関心はますます高まっている。

　同メディアによると、鎌田の市場価値は3000万ユーロ（約42億円）だという。しかし、今年6月に契約満了となるため、同選手を獲得する際に移籍金は発生しない。そのため、ミラン、ナポリ、ウェスト・ハムを含む複数のクラブが激しい争奪戦を繰り広げている。本人はUEFAチャンピオンズリーグ（欧州CL）に出場できるクラブを望んでいるようだ。

　同メディアは「マルセイユにチャンスはある」としつつ、「マルセイユにとって最も脅威となるのは、セリエAのリーダーであるナポリだ。イタリアのチームは、タイトルを獲得したことによる名声に加えて、より多くの給与を提供する手段を持っている」として、CL出場権を持つナポリを一番のライバルと考えている。

　なお、イタリアメディア『カルチョメルカート』などは、鎌田がミランと基本合意したと報じており、ミランが争奪戦で一歩リードしたとの見方もある。熾烈な争奪戦は続いているが、果たして鎌田は来季、どのクラブに移籍するのだろうか。

【了】