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100億円を超える移籍金(契約解除金)も珍しくなくなった今日のサッカー界で市場価値の高いサッカー選手は誰なのか。今回フットボールチャンネル編集部は、データサイト『transfermarkt』が算出したアジア人選手の市場価値ランキングの最新版を紹介する。※市場価値、成績は7日時点、価格が並んだ場合の順位はサイトに準拠
2位:キム・ミンジェ(韓国代表/ナポリ)
生年月日:1996年11月15日(26歳)
市場価値:5000万ユーロ(約70億円)
22/23リーグ戦成績:32試合2得点2アシスト
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2022/23シーズンにおいて最も評価を高めたアジア人選手と言っていいだろう。韓国代表のキム・ミンジェは今夏、チェルシーに去ったカリドゥ・クリバリの後釜としてトルコのフェネルバフチェからナポリに加入。移籍金は1805万ユーロ(約25.3億円)とされているが、いま思えばこの金額はかなりのバーゲン価格だった。
長くナポリを支えてきたクリバリの後釜という立場はプレッシャーがあったはずだが、高さ、速さ、強さに加え足元の技術も非凡なキム・ミンジェは問題なくフィット。9月にはさっそくアジア人初のセリエA月間最優秀選手賞を受賞している。その後も韓国の怪物は高いパフォーマンスレベルを維持。クラブ史上初のチャンピオンズリーグ(CL)・ベスト8と33年ぶりのスクデットに貢献した。
当然ながら市場価値は大きく変動している。ナポリ加入時は1400万ユーロ(約19.6億円)だったが、そこからみるみるうちに上昇していき、現在はセリエAで11番目に高額な5000万ユーロ(約70億円)という価値がついている。年齢やパフォーマンスレベルの高さを考えてもまだまだ上昇していくはずで、アジア人トップに立つ日はそう遠くないかもしれない。
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