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香川真司 10年前

「そこは一瞬のひらめき」。先制アシストを振り返る香川。代表復帰には「凄く嬉しい。新しい挑戦が始まる」

チャンピオンズリーグ・グループステージ第2節、ドルトムントはアウェイでアンデルレヒトと対戦して3-0の快勝を収めた。香川真司は、フル出場して先制ゴールをアシストした。

text by 本田千尋 photo by Getty Images

「アウェイでの得点はチームとして凄く大きい自信になる」

―90分を終えて

「そこは一瞬のひらめき」。先制アシストを振り返る香川。代表復帰には「凄く嬉しい。新しい挑戦が始まる」
香川真司【写真:Getty Images】

「疲れました。まあ、出来たところはありましたけど、体が少し重かったんで」

―ダービーの残りが

「そういうわけじゃないんですけど、90分を通して今日はちょっと重かった。ただ、フィーリングは悪くなかったし、立ち上がりでいい形で得点出来たから、だいぶ楽でした」

―最初の1点はどんなことを意識した?

「シュートを撃とうと思ったんですけど、チロ(インモービレ)が見えて、そこは一瞬のひらめきというか、まあ、良く出せたなと思います」

―試合を通してシュートよりもラストパスを選択することが多かった

「そうですね。今日はちょっと余裕があったというか、ボールを受けたときの視野が落ち着いていたんで、試合前から意識したところで、それが結果に繋がったと思います」

―これまでの試合よりもいい位置でボールが貰えていた

「そうですね、だいぶ。特にボールの回りが良かったですし、凄く手応えがあったと思います」

―後半は少し落ちた

「疲れましたね。前でハメるよりは、守ってからカウンターという狙いがチームとしてあったんで、それが上手くハマったんじゃないかなあって思います」

―ダービーとチャンピオンズリーグと難しい試合が2試合続いて、相手の力関係の差はあるとは思うが、難しさがあったのでは?

「そうですね。格下と言ったら変ですけど、今日に関しては、もちろんチャンピオンズリーグの難しいゲームというのは分かっていますけど、相手はホームだけど引いてきていたし、そういう意味で僕たちが主導権を上手く握りながら出来るゲームだった。

 これからは、そういう相手だけじゃないですし、今日は前半の最初に得点出来たからチームとして比較的落ち着いて試合を運べたんじゃないかな。やっぱりアウェイでの得点はチームとして凄く大きい自信になると思います」

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