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争奪戦必至!?夏の移籍市場、お買い得選手【ガブリ・ベイガ】大ブレイク中、スペインの新たな至宝

シリーズ:お買い得選手10人 text by 編集部 photo by Getty Images

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2022/23シーズンも終わりに近づいており、移籍の話も盛んになってきた。移籍金100億円超えが予想される選手はもちろん、バーゲン価格で手に入れられる選手の動向からの目が離せない。今回は、夏の移籍市場におけるお買い得選手を10人紹介する。(成績、市場価値は『transfermarkt』を参照。情報は23日時点)


MF:ガブリ・ベイガ(U-21スペイン代表/セルタ)


【写真:Getty Images】


生年月日:2002年5月27日(20歳)
22/23リーグ戦成績:28試合9得点4アシスト
市場価値:3000万ユーロ(約42億円)
主な移籍先候補:リバプール、レアル・マドリード、マンチェスター・ユナイテッド


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 現在ラ・リーガで印象的な活躍を見せている若手選手の1人がガブリ・ベイガだ。セルタの下部組織出身で、今季より正式にトップチームへ昇格すると瞬く間にブレイク。ここまで28試合に出場して9得点4アシストと、大エースであるイアゴ・アスパスに次ぐ成績を残している。シーズン開幕前150万ユーロ(約2.1億円)だった市場価値は、いまや3000万ユーロ(約42億円)となった。

 近い将来のスペイン代表デビューが期待されるベイガは、185cmと大柄なMFだ。スペイン人らしい高い足元のテクニックを持っており、ストライドの大きい力強いドリブルやシュートセンスにも秀でている。また、トップ下にボランチ、サイドハーフと中盤ならどこでもカバー可能なユーティリティー性も魅力。どの監督からも重宝されそうな逸材と言っていいのではないだろうか。

 ベイガとセルタの契約は2026年6月末まで。スペイン紙『アス』によると、契約解除金は4000万ユーロ(約56億円)に設定されているようで、この金額の引き上げは今のところないようだ。将来性や今季の活躍ぶりを考えれば、興味を寄せるレアル・マドリードやリバプールらにとっては“バーゲン価格”と言える。トップチーム昇格からわずか1年でのビッグクラブ行きが現実になりつつある。

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【了】

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