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久保建英 2年前

厳しい評価…。久保建英はなぜ沈黙? 重要な一戦でシルバを外した理由とは【分析コラム】

シリーズ:分析コラム text by 小澤祐作 photo by Getty Images

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ラ・リーガ第31節、ベティス対レアル・ソシエダが現地時間25日に行われ、スコアレスドローに終わった。サッカー日本代表MF久保建英は、7試合ぶりとなるフル出場を達成。しかし、普段に比べ、存在感を放つことはできなかった。チームもかなり苦戦したが、その理由は。(文:小澤祐作)


久保建英はフル出場も沈黙


【写真:Getty Images】

 来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場を目指すレアル・ソシエダは、ベティスとの重要な一戦をスコアレスドローで終えた。

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 試合内容から考えれば、敵地で勝ち点1を奪い、5位ベティスとの勝ち点差「6」をキープできたのは十分な結果と言える。しかし、今後バルセロナ、レアル・マドリード、アトレティコ・マドリードらとの対戦を残していることを考えると、まだまだ油断できないポイント差であることも事実だ。

 前節のラージョ・バジェカーノ戦でベンチスタートだった久保建英は、この試合で先発出場。今季ラ・リーガにおいては3月のカディス戦以来となるフル出場を果たしている。

 しかし、コンスタントに結果を残してきた久保だが、この日は沈黙した。守備では奮闘したものの、攻撃面に目を向けるとシュート2本、パス20本、キーパス1本、ドリブル成功1回(データサイト『Who Scored』を参照)と物足りないスタッツ。現地メディアからも厳しい評価がつけられている。

 ただ、久保だけが悪かったわけではない。先ほど勝ち点1でも十分な結果と記したが、この日のソシエダはほぼ全員が低調で、勝てる気配がなかった。

 では、なぜソシエダは勝ち点1獲得が精一杯という状況に追い込まれたのだろうか。

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