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明治安田生命Jリーグが開幕して2ヶ月が経過した。清水エスパルスやモンテディオ山形は監督交代に踏み切るなど、監督人事は早くも動きを見せており、J1でも下位に沈んだまま光を見出せないチームもある。そこで、今回は日本に縁のある監督経験者の中から、現在フリーの外国人を5人紹介する。
マッシモ・フィッカデンティ
生年月日:1967年11月6日(55歳)
最終指導歴:名古屋グランパス(~2021年)
主なタイトル:YBCルヴァンカップ(2021)
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Jリーグ初のイタリア人監督として、マッシモ・フィッカデンティ監督は2014年にFC東京にやってきた。就任2年目に1stステージ2位という好成績を残し、クラブ史上最多となる勝ち点63でシーズンを終えたが、イタリアメディア『ゴール・イタリア』によると、「ビジョンの違い」により2年間でFC東京の監督を退任することとなった。翌年からはサガン鳥栖を指揮し、2年目に8位と躍進するが、翌年は残留争いに巻き込まれ、10月に契約解除が発表された。
19年9月には名古屋グランパスの監督に就任する。翌年にはリーグ3位という好成績、その次の年には自身初タイトルとなるYBCルヴァンカップ優勝に名古屋を導いたが、この年限りで退任。フィッカデンティは退任に際して「フットボールにおいて、ビジョンが異なってきたり、新たなプロジェクトによってフットボールの方向性が変わることで、進む道が分かれてしまうことはありますが、何よりも大切なことは、私が名古屋の監督をしている時に感じたリスペクトと情熱です」というコメントを残している。
名古屋の監督を退任して以降はどこのチームとも契約を結んでいない。昨年11月にはエラス・ヴェローナの指揮官候補にリストアップされたと報じられたが、契約には至っていない。守備の再構築を要するチームにうってつけの監督だが、Jリーグで4度目の就任はあるのだろうか。