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若くして才能を披露して高く評価された選手が、そのままスター選手として活躍し続ける保証はない。怪我やプレッシャーに苦しみコンディションを落とす選手がいれば、ピッチ外での問題で活躍の場を失っていく選手も多い。今回は大きな期待を背負いながらも、大舞台から姿を消した5人のイングランド人選手を紹介する。
MF:デイビッド・ベントリー
【写真:Getty Images】
MF:デイビッド・ベントリー
生年月日:1984年8月27日
主な在籍クラブ:アーセナル、トッテナム
現所属クラブ:現役引退
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アーセナルの下部組織出身のデイビッド・ベントリーは、2002年にトップチームに昇格。ファーストネームから「ベッカムの後継者」と呼ばれたり、クラブのレジェンドである「ベルカンプの後継者」などと言われ、将来が期待されていた。
しかし、アーセナルで目立った活躍を見せることはできず。2004年夏にノリッジ・シティ、翌夏にはブッラクバーンへレンタル移籍に出されると、2006年冬にブッラクバーンへ完全移籍することになり、アーセナルでは公式戦わずか9試合で1得点に終わってしまった。ベントリーは、アーセナル時代はセンターフォワードとしてプレーしていたが、ノリッジへのレンタル移籍以降は右サイドハーフが主戦場になった。
ブラックバーンで活躍したベントリーは、2008年夏にトッテナムへ移籍した。しかし、ここでは実力を発揮できず、レンタル移籍でクラブを転々することに。2013年冬にレンタルで復帰した古巣ブラックバーンで復活を誓うも、輝きを取り戻すことができなかった。
その後、ベントリーは2013年夏にトッテナムを退団。同選手はイングランド代表にも選出され、同国の将来を背負うことが期待されていたが、代表ではわずか7キャップに終わり、2014年6月に29歳の若さで現役を引退することになった。
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