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若くして才能を披露して高く評価された選手が、そのままスター選手として活躍し続ける保証はない。怪我やプレッシャーに苦しみコンディションを落とす選手がいれば、ピッチ外での問題で活躍の場を失っていく選手も多い。今回は大きな期待を背負いながらも、大舞台から姿を消した5人のイタリア人選手を紹介する。
FW:アルベルト・パロスキ
FW:アルベルト・パロスキ
生年月日:1990年1月4日
主な在籍クラブ:ACミラン、キエーヴォ、アタランタ
現所属クラブ:シエナ
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ACミラン下部組織出身のアルベルト・パロスキは、2007年12月に行われたコッパ・イタリアのカターニア戦でトップチームデビュー。この試合でいきなりゴールを決め、鮮烈なデビューを果たした。
さらに、パロスキは翌年2月にセリエAデビューとなったシエーナ戦に途中出場すると、わずか18秒でセリエA初ゴールをマークし、一気に注目を集めた。だが、当時のミランにはロナウドやフィリッポ・インザーギなどが在籍していたため定位置を確保できず、2008年夏にパルマへ移籍となった。
当時セリエB(イタリア2部)に所属していたパルマでは、08/09シーズンにリーグ戦12得点を決める活躍でセリエA昇格に貢献。2011年1月にジェノアに移籍すると、同年8月にキエーヴォ・ヴェローナにレンタル移籍に出された。このレンタル移籍は、キエーヴォとミランの共同保有となっていたが、2013年1月にキエーヴォが買い取ることに。すると、同選手は2013/14シーズンにセリエA34試合で13得点を決める活躍を見せた。2016年1月にキエーヴォを退団後は、スウォンジー、アタランタ、SPALでプレー。現在はセリエCのシエナに在籍している。
デビュー当時、ミランで脚光を浴びたパロスキは各世代別のイタリア代表に選出されていた。2008年のUEFA U-19欧州選手権では2ゴールを記録し、チームの準優勝に貢献。さらに2009年のUEFA U-21欧州選手権にも出場した逸材だったが、フル代表でプレーすることはなかった。
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