UEFAチャンピオンズリーグ（欧州CL）最新ニュース

アーリング・ハーランドが長身選手に対する見方を変えた？

　UEFAチャンピオンズリーグ（欧州CL）準々決勝2ndレグ、バイエルン・ミュンヘン対マンチェスター・シティの試合が現地時間19日に行われ、1-1の引き分けに終わった。この試合でゴールを決めたアーリング・ハーランドについて、アレッサンドロ・デル・ピエロ氏が言及した。イタリアメディア『トゥットメルカート』が報じている。

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　マンCを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督は、アーリング・ハーランドやケヴィン・デ・ブライネ、イルカイ・ギュンドアンなどを先発起用。37分には、ギュンドアンのシュートがダヨ・ウパメカノの肘に当たったことでPKを獲得。先制のチャンスだったが、珍しくハーランドがPKを失敗してしまう。

　それでも58分、デ・ブライネからパスを受けたハーランドがゴールを決めてマンCに先制点が入った。しかし、83分に今度はバイエルンにPKのチャンスが訪れ、ヨシュア・キミッヒがしっかりとPKを決めてバイエルンが同点に追いついた。試合は1-1の引き分けに終わったものの、2戦合計4-1でマンCの準決勝進出が決まっている。

　ハーランドは、22歳272日でCL通算35ゴールを記録し、23歳260日で35ゴールに到達したパリ・サンジェルマン（PSG）のキリアン・エムバペの最速記録を塗り替えた。それだけでなく、ハーランドは27試合で35ゴールに到達しており、ルート・ファン・ニステルローイ氏の42試合を大幅に凌ぐ速さで35ゴールを達成している。

　デル・ピエロ氏は、ハーランドについて「ハーランドが生まれた時、特別な何かが生まれた。彼は背番号9を再定義した。私たちは、機動力とスピードに欠ける大型のストライカーに慣れていた。ファン・バステンはそれをひっくり返し、彼はすべてをこなした最初のサッカー選手だった。ハーランドは並外れた決断力を持ち、私の考えではあらゆる記録を打ち立てるだろうし、もっとたくさん得点できる可能性を秘めたチームにいる。彼のプレーを見るのは素晴らしいことだ」とし、身長194cmのハーランドによって、長身選手に対する見方が変わったと語っている。

【了】