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U-21日本代表、宿敵・韓国に惜敗

text by 編集部 photo by Getty Images

最後はパワープレーに出るも

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日本もよく奮闘したが一歩及ばず【写真:Getty Images】

 U-21日本代表は28日、アジア大会準々決勝で韓国と対戦した。

 決勝トーナメント1回戦・パレスチナとの試合では控え組も活躍し、準々決勝に向けていい流れを生んだ。

 そして、この日の対戦相手は宿敵・韓国。日本がリオ五輪を見据えて21歳以下の選手で臨んでいるのに対し、韓国は23歳以下に3人のオーバーエイジを加えた陣容。この大会の頂点を第一に目指している。

 スタジアムも多くの観客が詰めかけ、これまでにない完全アウェイの中で試合は始まった。

 前半5分、野津田岳人のスルーパスに抜け出した矢島慎也がシュートを放つ、8分には鈴木武蔵がこぼれ球に詰めるもクリアされる。

 韓国もゴール前での場面を作り出すなど一進一退の攻防が続く。

 前半25分、室屋成にイエローカード。早い時間に警告を受けてしまい、この後の対応が注目される。カードに注意しつつ激しいプレーは続けなくてはならない。

 28分、日本がピンチを迎える。クリアミスを相手に拾われシュートを許す。しかし、ゴールライン手前で岩波拓也がクリアして失点は免れた。

 33分、遠藤航が強烈なシュートを放つもこれはGKがセーブ。

 韓国はリム・チャンウがキレのある動きでチャンスを作った。日本にとっては危ない場面を作られたが、無失点で前半を終えた。

 後半20分、日本は野津田に代えて荒野拓馬を投入。鈴木と2トップの形となった。

 27分、中島翔哉が鈴木とのパス交換で抜け出すかに見えたが、これも相手DFに阻まれる。34分、足をつった矢島に代えて原川力を投入する。

 37分、韓国が攻め込みフィニッシュに持ち込むも、遠藤が寄せて事なきを得た。

 ところが41分、大島がPKを与えてしまうと、これを決められ日本はビハインドを背負ってしまう。

 日本は植田を上げてパワープレーに出るも同点ゴールは奪えず。0-1の敗戦で大会を去ることになった。

【了】

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