指導者やスカウト、解説者、代理人…。プロサッカー選手にとって、現役引退を決めた後のセカンドキャリアでもサッカーに携わることが出来るのはごく一部と言っていい。多くの人々がサッカーとは別の道を歩み、中にはビジネスで大きな成功を遂げる人物もいる。
そんな中、元コロンビア代表FWのファウスティーノ・アスプリージャ氏は一風変わったビジネスを始めたようだ。
かつて、パルマやニューカッスルで活躍し、コロンビア代表として94年米国大会と98年フランス大会と2度のW杯に出場して通算57試合出場20得点を記録。05年シーズンを最後に37歳で現役を引退した。
現役時代はトラブルメーカーとして名の通ったアスプリージャ氏だが、このたび始めたのは「コンドームの製作と販売」。イギリスメディアのユーロスポーツによると、アスプリージャ氏が手掛けるコンドームは“フルーツ味で幅広いサイズに対応”するという。
アスプリージャ氏は、コロンビアのエル・ティエンポ紙に対して「友人がフルーツ味のコンドームを作るというので、自分も手伝えないかと思った。主な目的は、エイズと10代の妊娠を防止するための運動を支持することなんだ」と、今回のビジネスに関心を持ったきっかけを語った。
さらに、「セーフ・セックスのキャンペーンに貢献する事は素晴らしいことだ。皆、気に入ってくれて、楽しんでくれれば嬉しい」と新たなビジネスへの意欲を示した。
ちなみに、アスプリージャ氏のオススメは「グァバ味」だそうだ。
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