コンディションは万全。不安定な守備の建て直しに期待
マッツ・フンメルスが先発として復帰するか?
今回で167回目を迎える「ルール・ダービー(Revierderby)」を前にして、ドイツメディアの注目点はドルトムント所属のフンメルスの動向となっている。
9月27日のブンデスリーガ第6節、シャルケがホームにドルトムントを迎え撃つ伝統の一戦を目前に控えて、26日付の独大衆紙ビルトは「クロップがディフェンスの危機を笑い飛ばす」という大きな見出しを持ってきた。
ビルト紙によれば、フンメルスのコンディションは整っており、「フンメルスは先発メンバーへの復帰の前に立つ」と記されている。
またスボティッチは「彼(フンメルス)がまたここにいることは素晴らしいね。マッツとともに、我々は立て直すことが出来る」とコメントを残した。
フンメルス自身はビルト紙に「ここにまた問題なく居合わせることが有り難いね。この喜びがどんなものか、感謝しなければならない」と述べている。ビルト紙は対シャルケ戦でのフンメルスの先発を明記してはいない。
25日付のキッカー紙は「ひょっとするとフンメルスはドルトムントの先発としてシャルケ戦に立つかもしれない」と記している。クロップが述べた「彼は最終日(前節シュトゥットガルト戦の前)に問題なくトレーニングをした」というコメントを、キッカー紙は次のように解釈した。
キッカー紙:「フンメルスへの自由な進行―確実に熱いシャルケとのダービーへ」
キッカー紙によるシャルケ戦のドルトムントの先発予想は次のとおり。布陣は4-2-3-1である。
【GK】バイデンフェラー、【DF】ピシュチェク、スボティッチ、フンメルス、シュメルツァー、【MF】ベンダー、ケール、オバメヤン、香川真司、グロスクロイツ、【FW】ラモス。
キッカー紙はフンメルスを先発として予想した。香川はトップ下での先発が予想されている。