海外日本人選手 最新ニュース
三笘薫がプレミアリーグで、久保建英がラ・リーガで結果を残す一方、その他の選手たちも各地で自身の価値を高めている。日本人選手が欧州トップレベルで活躍する今季、最も価値を高めている選手は誰なのか。22/23シーズン開始時(22年7月)と現在の市場価値を比較し、その上昇額をランキングにして紹介する。(データは『transfermarkt』を参照。数字は4月1日時点。金額が並んだ場合は市場価値が高い順とする)
10位:伊藤洋輝(シュツットガルト/ドイツ)
生年月日:1999年5月12日(23歳)
市場価値アップ額:300万ユーロ(約4.2億円)
現在の市場価値:750万ユーロ(約10.5億円)
22/23リーグ戦成績:24試合0得点1アシスト
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伊藤洋輝はシュツットガルトで主力としてほとんどの試合に先発し、着実に実力を付けている。
J2のジュビロ磐田でプレーしていた2021年の夏、伊藤洋輝はドイツ1部のシュツットガルトから声がかかり、期限付き移籍で加入。当初はセカンドチームへの加入だったが、トップチームに抜擢され、主にCBとしてドイツの舞台でしっかりと出場機会を確保した。昨年の夏にクラブが買い取りオプションを行使し移籍金40万ユーロ(約5600万円)で完全移籍することに。チームへの貢献度を考えると、この設定金額はシュツットガルトにとってお買い得だっただろう。今季も、恵まれた体格を生かした守備と質の高い左足のキックで、チームに欠かせない存在となっている。
シュツットガルト加入当初に55万ユーロ(約7700万円)だった市場価値は、そこからうなぎ上りで、約1年半が経った現在は750万ユーロ(約10.5億円)まで上昇した。希少性のある左利きCBとして安定した活躍を見せていることが大きく影響しているのだろう。