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イングランドの名門であるチェルシーには、これまで数多くの選手が在籍してきた。フランク・ランパードらその活躍からクラブ史に名を残す選手が生まれた一方で、期待に応えることができなかった選手も数多くいる。今回は、チェルシーにおいて21世紀以降に活躍できなかった11名の選手をワーストイレブンという形で紹介する(在籍期間、移籍金、通算成績は『transfermarkt』を参照)。
GK紹介
【写真:Getty Images】
GK:ロス・ターンブル(イングランド)
生年月日:1985年1月4日
在籍期間:09年7月~13年7月
移籍金:フリー
クラブ通算成績:18試合25失点
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ミドルズブラの下部組織出身のロス・ターンブルは、デビュー後しばらくは控えGKだったが、ガレス・サウスゲートが監督を務めていた08/09シーズンはシーズンの半分で正GKを務めた。こうした活躍からチームより契約延長オファーを受けていたが、それを拒否して09年夏にチェルシーへとフリートランスファーで移籍した。
ターンブル本人は入団時に正GKを求めてポジション争いをすると意気込んでいたが、当時のチェルシーの正守護神にはペトル・チェフが定着しており、ポジション奪取の難易度は極めて高かった。案の定、ターンブルの出場機会は限定的となり、リザーブチームで出番を得ることとなった。しかし、そのデビュー戦でミスを犯して4失点という屈辱的なパフォーマンスに終始し、トップチームでは在籍した4シーズンで18試合の出場に留まった。この18試合のうちプレミアリーグでの出場数はわずかに7であり、本人が加入当初に描いていたキャリアとはならなかった。