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遠藤航と板倉滉語った課題とは？

　サッカー日本代表は24日、キリンチャレンジカップ2023でウルグアイ代表と対戦し、1-1の引き分けに終わった。遠藤航、堂安律、守田英正ら、中盤と前線はワールドカップメンバーが占めた一方、最終ラインには新顔が並んだ。DF最年長の板倉滉やゲームキャプテンを務めた遠藤航は今後の課題を挙げている。

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「今日の試合全体のインテンシティはもっと上げられる。インテンシティを上げた中で、ルーズボールを拾う。球際の部分は個人としても伸ばしていかないといけない」

　ブンデスリーガの強豪ボルシア・メンヒェングラートバッハで主力を担う板倉は、強度の向上を課題に挙げる。「後半みたいな展開でロングボールを多用されたとき、1対1のところが勝負になるので、そこで勝つ個の力が必要になる」

「行き切って奪えればいい。センターバックがもうちょっと来てもいいのかなと思う」と言ったのは遠藤航。ブンデスリーガのようなレベルの高いリーグでは、センターバックがディフェンスラインを捨ててボールホルダーを潰しに行くのは鉄則でもある。そういったタイトなプレッシャーを欠き、相手FWが前線でパスを収めるシーンがこの試合では何度もあった。

　日本代表の最終ラインを支えてきた吉田麻也らがいない中、DF最年長の板倉は積極的にディフェンスラインをコントロールしていた。ボールの位置を見て積極的に押し上げる姿が印象的だったが、ブンデスリーガで戦う板倉の基準で見ればまだ改善の余地があるという。

「チームが前から行きたいとき、もうちょっと勇気を持ってラインを上げられた。もう1個前でプレスに行けたシーンもある」

　遠藤や板倉は日常で経験しているレベルを日本代表に持ち込もうとしている。これこそが日本代表にとっては大きな財産であり、成長していくためのヒントにもなっている。

【了】