J2のジュビロ磐田は25日、今シーズンからチームを率いていたシャムスカ監督を解任し、OBでクラブのレジェンドである名波浩氏を後任として招へいしたことを発表した。
磐田は、33節終了時点で勝ち点56の3位。首位の湘南ベルマーレに28差を付けられて優勝の可能性は消滅したものの、2位の松本山雅とは8差。3位~6位までに与えられる昇格プレーオフから自動昇格圏内への浮上を狙っての監督交代と見られる。
名波氏は、1995年に磐田に入団。通算301試合に出場して32得点を挙げるなど、黄金期のエースとしてチームをけん引し、日本代表としても98年フランスW杯に出場するなど通算67試合9得点を記録。引退後は解説者として人気を誇った。
クラブの公式サイトでの発表によると、26日(金)のトレーニングからチームを指揮するという。そして、28日(日)に行われるホームでの愛媛FC戦が監督としてのデビュー戦となる。
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