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ラ・リーガ第26節、バルセロナ対レアル・マドリードのエル・クラシコが現地時間19日に行われ、2-1でホームチームが勝利している。バルセロナは先制ゴールを奪われながらも見事にスコアをひっくり返した。一体なぜ勝てたのか、そして影のMVPに選出したいのは…。(文:小澤祐作)
今季のラ・リーガはバルセロナ優勝で決まり?
「(ラ・リーガ優勝は)正直に言うと、とても難しい」
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レアル・マドリードの守護神ティボー・クルトワは、バルセロナとの激闘を終えた後、『モビスター・プラス』にこう話していたようだ。
クルトワの言葉通り、マドリーが今季のラ・リーガを制す可能性は極めて低くなった。現地時間19日に行われたエル・クラシコで1-2と敗れたことで、首位バルセロナとの勝ち点差は12に広がっている。バルセロナがここまでリーグ戦で盤石の戦いを見せてきたことを考えても、今後の逆転は想像できない。
バルセロナの勝利は、1つの“ショー”として完璧なものだった。
満員のカンプ・ノウで最初に試合を動かしたのはマドリー。ヴィニシウス・ジュニオールのクロスがロナルド・アラウホに当たると、ボールはそのままゴールへ。不運なオウンゴールだった。
しかし、1点を失ったバルセロナはすぐに立ち直り、前半のうちにセルジ・ロベルトのゴールで同点に追いつく。後半もチャンスを作り続けた。
そして迎えたアディショナルタイム、シャビ・エルナンデス監督が途中から送り出したフランク・ケシエが値千金の逆転ゴール。カンプ・ノウへ詰めかけたサポーターに、これ以上ないプレゼントを届けた。
やや疲労の影響が出ていたとはいえ、マドリーも素晴らしいチームだった。では、バルセロナはいかにして宿敵から勝利をもぎ取ったのだろうか。