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明治安田生命J1リーグが開幕し、各チームは5試合を消化した。ヴィッセル神戸が首位を走り、3チームが2ポイント差で追う上位争いが注目を集める一方で、なかなか勝ち点を積み上げられずに苦しむチームも多い。開幕からつまずき、このままではまずいチームを紹介していく。
横浜FC
順位:18位(勝ち点1)
成績:0勝1分4敗(5得点13失点)
監督:四方田修平
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旋風を巻き起こすアルビレックス新潟とは対照的に、同じ昇格組の横浜FCは最下位に沈んでいる。開幕節では名古屋グランパスを相手にボールを保持して試合を進めたが、仕上げの精度を欠き一撃に屈した。その後もボール保持率で上回ることができる試合はあるが、決して試合の主導権を握っているとは言い難い内容が続く。
2021シーズンに横浜F・マリノスのヘッドコーチを務めたジョン・ハッチンソンをコーチとして招聘し、ボールを保持して主導権を握るスタイルを浸透させようとしている。ボール保持率で見れば今季はリーグ2位の58.7%だが、1試合平均の被シュート数16.8本もリーグワースト2位(4節終了時)。ボールを失った後に奪い返すことができず、ピンチを招くシーンが頻発。失点数は5試合にしてリーグワーストの13を数える。
第2節で主将のガブリエウが負傷で長期離脱を余儀なくされ、守備の要が不在の直近3試合でチームは10失点を喫している。リーグトップの4得点を挙げている小川航基がJ1でも結果を残していることは希望だが、守備を整備しなければ浮上することは難しい。
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