キッカー紙が記事にした香川とグロスクロイツの親密ぶり
2014年9月22日付のキッカー紙の表紙では、ペップ・グアルディオラがロッカー・ルームで腕を組んで笑顔で佇む姿のすぐ左に、決して大きくはないが、寄り添うグロスクロイツと香川真司の後ろ姿が掲載された。背番号「19」と「7」の上には「ボルシア・ドルトムント ベスト・フレンド:グロスクロイツとカガワ」という見出しである。
キッカー紙:「ケビン・グロスクロイツ(26)とシンジ・カガワ(25)は明らかに非常に親密である」
2ページに渡る「相当なベスト・フレンド」という大きな見出しの記事が同紙に掲載されている。記事の中ではグロスクロイツが香川について「オレたちはシンジがマンチェスターにいる間も定期的に連絡を取り合っていたんだ」と述べて、「シンジはテクニックが抜群で、2、3人の選手を抜いて交わすことが出来るんだ。それは彼がもたらす途轍もなく大きな楽しみだよ」と世界王者の嬉々とした様子がこちらに伝わってくる。
22日付のキッカー紙による24日のブンデスリーガ第5節ドルトムント対シュトゥットガルト戦の先発予想は次のとおり。布陣は4-2-3-1である。
【GK】バイデンフェラー、【DF】ピシュチェク、スボティッチ、ソクラティス、シュメルツァー、【MF】ベンダー、ヨジッチ、オバメヤン、香川、グロスクロイツ、【FW】ラモス
香川はトップ下、グロスクロイツは左SHでの先発が予想されている。
先の記事の中では、「非常に親密である」様子のグロスクロイツと香川の写る3枚の写真が掲載されている。1枚目はベンチで香川をいたわるグロスクロイツ、2枚目はかつてのドイツ国内タイトル獲得時に巨大なジョッキでビールを香川に呑ませるグロスクロイツ、そして3枚目はブンデスリーガ優勝の後でマイスター・シャーレを間に置いて航空機内で並んで座る香川とグロスクロイツ。
第4節のマインツ戦でグロスクロイツは香川に信服の意を込めたパスを送っていたが、シュトゥットガルト戦でも同様の光景を見ることが出来るだろうか。