サッカー日本代表　最新ニュース

3月の親善試合に臨むサッカー日本代表のメンバーが15日に発表される。FIFAワールドカップカタール2022後初の代表活動となるが、本大会に臨んだ選手全員が引き続き日の丸をけん引していくとは限らない。今回は日本代表から外れそうなカタールW杯メンバーを5人ピックアップする。※発表のある15日時点で30歳以下の選手が対象

MF：南野拓実（モナコ／フランス）

生年月日：1995年1月16日（28歳）
22/23リーグ戦成績：12試合1得点4アシスト
日本代表通算成績：47試合17得点8アシスト

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　今年で28歳となった南野拓実は、森保ジャパン発足当初の主力選手だった。しかし、本職ではない左ウィングで不発が続いたこと、また同じポジションである鎌田大地が好調を維持していたことが相まって、FIFAワールドカップカタール2022直前で代表内での序列が大幅低下。本大会でも4試合すべてベンチスタートとなっており、ドイツ代表戦以外はパッとしないパフォーマンスに終わった。

　今季より所属するモナコでも苦戦が続いている。2023年に入ってからリーグ戦で先発したのは2月5日の第22節クレルモン・フット戦の1試合のみで、途中出場も2月11日の第23節パリ・サンジェルマン戦の1試合のみという始末（12日時点）。もはやここから巻き返せるような気配もないと言わざるを得ない状況で、日本代表選出への説得力としては当然ながら物足りない。

　日本代表の2列目は戦力が不足しているどころか、充実している。南野が得意とするトップ下だけにフォーカスしても、フランクフルトでコンスタントにプレーする鎌田、さらにレアル・ソシエダで好調を維持する久保建英などすでに実力者が揃っており、日本国内ではアルビレックス新潟の伊藤涼太郎という楽しみな存在も出てきた。日本代表に生き残れる可能性は今のところ低いだろう。