アーセナル 最新ニュース
UEFAヨーロッパリーグ(EL)・ラウンド16の1stレグ、スポルティングCP対アーセナルが現地時間9日に行われ、2-2のドローに終わっている。日本人対決でも注目を集めたこの一戦で輝いたのはベンチスタートだった冨安健洋だった。この日本代表DFが途中出場からピッチに与えた好影響とは?(文:安洋一郎)
EL決勝トーナメントで日本人対決が実現
【写真:Getty Images】
UEFAヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメントでスポルティングCPの守田英正とアーセナルの冨安健洋の日本人対決が実現した。前者は3-4-2-1のダブルボランチの一角でスタメン出場、後者はベンチスタートとなっている。
【アーセナル参戦のヨーロッパリーグを観るならWOWOW!
加入月は視聴料が無料。TV・PC・アプリで視聴可能】
試合は開始直後からオープンな展開となった。22分にアーセナルがコーナーキックから先制点を奪ったかと思えば、スポルティングCPはそれをやり返すかのように34分にコーナーキックから追いついている。
一進一退の攻防となる中、55分にホームチームが勝ち越しに成功する。アウェイのアーセナルからすると失点した形だが、この場面は今節を象徴するかのような“貧弱”な守備だった。
その後、63分に冨安が投入されると、アーセナルの守備は改善される。実際に被シュート数は冨安投入以前が9本だったのに対し、投入後はわずか1本に留まっている。
この日本代表DFはどのようにして守備の改善へと導いたのだろうか。