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タイトル獲得が至上命題のバルセロナは、これまで数々の著名な選手を獲得してきた。額面通りの活躍を見せた選手もいれば、期待を裏切った選手も少なくない。ここでは、バルセロナが高額な移籍金を支払って獲得したものの、それに見合う活躍ができなかった選手を5人紹介する。※移籍金などのデータは『transfermarkt』を参照
FW:ズラタン・イブラヒモビッチ
【写真:Getty Images】
生年月日:1981年10月3日
移籍金:6950万ユーロ(約83億円)
在籍期間:09年夏~10年夏
リーグ戦成績:29試合16得点9アシスト
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デビューから20年以上に渡って第一線で活躍を続け、現在も名門ACミランの中心として輝くズラタン・イブラヒモビッチ。数々のタイトルをもたらしてきた王様も、バルセロナでは思うような数字を残せなかった。公式戦46試合に出場して22得点を挙げたが、1年でチームを去ることになった。
母国スウェーデンのマルメで頭角を現し、アヤックスで欧州中の注目を集める存在となった。イタリアではユベントスとインテルでプレーし、インテルでは3シーズンで2度のリーグ優勝に貢献。当時の歴代3位となる6950万ユーロ(約83億円)の移籍金でバルセロナに加わった。
バルセロナは前年にペップ・グアルディオラが監督に就任し、3冠を獲得していた。リオネル・メッシを攻撃の軸に据えたことで、イブラヒモビッチとグアルディオラの関係が悪化してしまう。後半戦は出場機会を減らし、翌シーズンはACミランへローン移籍。そのまま完全移籍に切り替わり、イブラヒモビッチがバルセロナに戻ってくることはなかった。
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