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イスラエルの至宝、オスカル・グロークとは何者?
現地時間3月1日、英紙「MARCA」によるとイスラエル代表MFオスカル・グロークが今冬の移籍について、イスラエル紙「Forbes Israel」で語ったという。同選手によると、バルセロナが獲得を望んでいたようだが、このイスラエルの至宝と呼ばれる18歳MFは一体何者なのか。
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グロークは、6歳の頃にイスラエルの名門マッカビ・テルアビブFCの下部組織に加入した。幼少期から凄まじい才能を発揮したこのMFは、昨季わずか17歳でトップチームデビューを飾ると、公式戦2試合目で初スタメン&初ゴールを記録。そのまま定位置を確保すると、今季はリーグ戦17試合で4得点8アシストをマークしていた。
また、世代別代表では飛び級でU-19イスラエル代表に選出。2022年に行われたUEFA U-19欧州選手権に出場すると、全5試合で3得点2アシストの活躍を見せて同代表を準優勝に導いている。こうした目覚ましい活躍により、同年6月にU-21イスラエル代表に選出されると、11月にはイスラエル代表に初招集され、同年11月20日に行われたキプロス代表戦で初ゴールを決めてみせた。
トップ下やインサイドハーフを主戦場とする同選手の特徴は、圧倒的な攻撃センスだ。卓越したテクニックを活かした切れ味鋭いドリブル突破、相手の逆転を突く鋭いパス、さらに高精度のシュートと、何でもこなすことが出来る。18歳とは思えない完成度を誇る逸材だ。
そんな同選手は「Forbes Israel」で、「バルサが僕を欲しがっていた」と話している。しかし、バルサがオファーを提示した際には既にザルツブルクと合意しており、移籍は実現しなかったという。
また、バルサから関心を寄せられたことに対し、グロークは「とても興奮していた」と話しているが、同選手の目標はカタルーニャのクラブではなく、宿敵レアル・マドリードでのプレーのようだ。
果たして、将来を嘱望されるイスラエルの至宝がレアルの一員となる日はやってくるか。
【了】