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明治安田生命J1リーグが開幕して、各チームは2試合ずつを消化している。新体制の下で新たな船出となったチームもあれば、新たに台頭した選手もいる。今回は、この2試合で印象的な活躍を見せた選手の中から、ニューフェイスや昨季とは異なる姿を見せる選手を中心にベストイレブンを選出した。
GK:オビ・パウエル・オビンナ
所属クラブ:横浜F・マリノス
生年月日:1997年12月18日(25歳)
2023リーグ戦成績:2試合1失点
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昨季の正GK高丘陽平がアメリカに渡ったが、横浜F・マリノスのGK陣に問題は起こらなかった。シーズン開幕直前に飯倉大樹の3年ぶりとなる復帰が決まり、11日のFUJIFILM SUPER CUPにはオビ・パウエル・オビンナが抜擢された。オビはその試合も含めた公式戦3試合すべてに先発して安定感のあるプレーを見せており、今のところは高丘の穴を感じさせていない。
193cmという長身は魅力で、コーナーキックやクロスに対するハイボール処理でピンチを未然に防いでいる。カバーエリアも広く、ペナルティーエリア外からゴールを決めるのは不可能に近い。そして、今季は安定感のあるフィードも際立っており、サイドへ展開するロングボールを受け手に寸分の狂いもなく届けるシーンはこの2試合だけに限定しても何度も見ることができた。
マリノスが連覇を果たすには、GKの安定感と高いパフォーマンスは必須だ。ここまでのパフォーマンスを見る限り、オビは前任者に優るとも劣らないパフォーマンスを見せている。