久保建英 最新ニュース
ラ・リーガ第23節、バレンシア対レアル・ソシエダが現地時間25日に行われ、1-0でホームチームが勝利した。この日のソシエダは今季ワーストゲームと言っても過言ではなく、先発した久保建英も影を潜めた。ここにきてソシエダに、なぜ急ブレーキがかかってしまったのか。(文:小澤祐作)
降格圏のバレンシアに不覚
今季のワーストゲームと言うべきかもしれない。レアル・ソシエダの良いところを、何一つ見出すことができなかった。
【今シーズンの久保建英は「DAZN for docomo」で!
いつでもどこでも簡単視聴】
現地25日に行われたラ・リーガ第23節、バレンシア戦。敵地に乗り込んだソシエダは、昨年11月以降リーグ戦での勝利がなく、降格圏の19位に沈んでいた相手を前に1-0の完封負けを喫している。前半にイゴール・スベルディアのオウンゴールで先制を許し、その後は立て直すことができなかった。
リーグ戦3試合連続でMVPに選出されていた久保建英も、この日は輝くことができなかった。イマノル・アルグアシル監督はその理由についてこう話している。
「他の選手も活躍できていないからだ。このチームは全員が良いプレーをする必要があるが、多くの選手のレベルが普段より低いと当然だが全体のレベルは下がってしまう。今日は何人かの選手が本来のプレーを発揮できなかった。もちろん相手の守備が素晴らしく、自分たちのプレーをさせてもらえなかったのも事実で、今日はデュエルで負けてしまったし、ボールの精度も低かった」
さらにアルグアシル監督は選手全員が良い時期のレベルを保つことは難しく、こうしたことも想定はしていたため、「とくに心配はしていない」とも話していた。ただ、外から見ている人間としては今のソシエダの状況は心配である。全体のパフォーマンスが落ちているのは、選手のコンディション面だけが理由ではないからだ。